かんたん用語集
選挙のニュースでよく出てくる言葉を、やさしく解説します。
選挙区
候補者に投票する地域の単位。地方選挙では市区町村や都道府県が単位になります。
比例代表
政党の得票数に応じて議席を配分するしくみ。国政選挙で使われ、有権者は政党名(または候補者名)を書きます。
定数
その選挙で当選できる人数。定数より候補者が多いと選挙になり、少ない・同じだと無投票になります。
無投票(無投票当選)
立候補した人数が定数以下で、投票を行わずに全員が当選すること。地方選挙では珍しくなく、特に町村議会で多く見られます。
告示・公示
選挙運動を始められる日として選挙期日を公に知らせること。国政選挙は「公示」、地方選挙は「告示」と呼びます。
期日前投票
投票日に用事がある人などが、投票日より前に投票できるしくみ。入場券がなくても本人確認できれば投票できます。
投票率
有権者のうち実際に投票した人の割合。関心の高さの目安になります。
開票率
全体の票のうち、開票(数え終えた)作業が進んだ割合。速報で「開票率○%」と表示されます。
当選確実
開票が途中でも、統計上ほぼ当選が確実と報道機関が判断した状態。正式な当選は選挙管理委員会が確定します。
当選ライン(当落ライン)
当選するために必要だった得票の目安。複数当選の選挙では「最後に当選した人の得票」が目安になります。
惜敗率
落選した候補が、当選にどれだけ近かったかを示す割合。このサイトでは「得票 ÷ 当選ライン(最後に当選した人の得票)× 100」で計算しています(100%に近いほど惜しい落選)。※国政選挙の比例復活で使われる惜敗率(小選挙区の当選者の得票に対する割合)とは分母が異なります。
法定得票
当選するために最低限必要とされる得票数。地方選挙では「有効投票の総数 ÷ 定数 ÷ 4」(議員選挙の場合)などと法律で定められており、順位が定数内でもこれに届かないと当選できません。
無所属
政党に所属せずに立候補すること。地方選挙では候補者の多くが無所属です。
公認
政党が「わが党の候補」として正式に認めること。
推薦
政党や団体が、公認ではないが「応援します」と表明すること。
供託金
立候補時に預けるお金。一定の得票がないと没収されます。売名的な立候補を防ぐしくみです。
按分票(あんぶんひょう)
同じ選挙区に氏名・姓・名が同じ候補が複数いるとき、その一部だけを書いた票を有効とし、各候補の得票割合で按分(配分)すること。結果は小数点以下のつく票数になります。
候補者・陣営向けの用語
立候補を検討している方向けの、より実務寄りの用語です。一般的な制度の解説であり、個別の助言ではありません。
供託金没収点
供託金が返還される得票の下限。地方議員選挙では「有効投票の総数 ÷ 定数 ÷ 10」など選挙の種類ごとに法律で決まっており、これに届かないと供託金が没収されます。当選に必要な下限である法定得票とは別の基準です。
繰上補充
当選人が任期開始前の辞退などで欠けたとき、次点だった候補者を繰り上げて当選人とするしくみ。適用できる期間や条件は選挙の種類ごとに法律で決まっています。
選挙公営(公費負担)
選挙運動のうちポスター印刷・選挙カー・ビラなど一定の費用を公費でまかなうしくみ。上限額や対象は選挙の種類・自治体の条例で決まっており、得票が供託金没収点に届かない場合は対象外になるなどの条件があります。