ホーム その他の選挙 米国統治下の沖縄の選挙 第3回立法院議員総選挙(1956)

第3回立法院議員総選挙(1956)

投票日 1956年3月11日

党派別の勢力

党派別の獲得議席

党派/党首前回議席獲得議席増減得票
琉球民主党比嘉秀平1116+5119,678票(47.84%)
沖縄社会大衆党安里積千代138-574,072票(29.61%)
沖縄人民党瀬長亀次郎21-115,066票(6.02%)
無所属34+141,350票(16.53%)

選挙区ごとの結果

29選挙区

第一区国頭村、大宜味村、東村

無投票有権者数 13,495人

開票結果(結果・氏名)
当選 新里善福琉球民主党新人当選1回目

第二区羽地村、屋我地村、伊平屋村、伊是名村

投票率 83.56%有権者数 12,990人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 仲里猛沖縄社会大衆党現職当選2回目5,531票
落選 喜納豊昌琉球民主党新人5,193票

第三区今帰仁村、上本部村

投票率 66.07%有権者数 13,347人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 大城善英琉球民主党新人当選1回目5,023票
落選 喜納政業沖縄人民党新人3,671票

第四区本部町、伊江村

投票率 81.05%有権者数 13,623人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 儀間文彰琉球民主党新人当選1回目5,886票
落選 兼次佐一沖縄社会大衆党現職当選2回4,973票

第五区名護町、屋部村

投票率 83.28%有権者数 10,325人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 中村三男琉球民主党新人当選1回目5,056票
落選 岸本利男沖縄社会大衆党新人3,457票

第六区久志村、宜野座村、金武村、恩納村

投票率 85.68%有権者数 13,439人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 新里銀三琉球民主党元職当選2回目5,101票
落選 比嘉敬浩沖縄社会大衆党新人4,619票
落選 大城竜太郎無所属新人1,697票

第七区石川市、美里村

投票率 74.9%有権者数 19,075人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 仲宗根厳沖縄社会大衆党現職当選2回目8,283票
落選 崎山起松琉球民主党新人5,832票

第八区具志川村

無投票有権者数 17,076人

開票結果(結果・氏名)
当選 仲里嘉英琉球民主党新人当選1回目

第九区勝連村、与那城村

投票率 87.59%有権者数 15,701人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 松井義正琉球民主党新人当選1回目7,833票
落選 新垣金造琉球民主党現職当選2回5,754票

第十区読谷村、嘉手納村

無投票有権者数 14,633人

開票結果(結果・氏名)
当選 喜友名朝謹琉球民主党新人当選1回目

第十一区越来村、北谷村

投票率 77.49%有権者数 18,715人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 大山朝常沖縄社会大衆党現職当選2回目7,687票
落選 桑江朝幸琉球民主党新人6,643票

第十二区北中城村、中城村、西原村

投票率 89.16%有権者数 12,969人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 平良幸市沖縄社会大衆党現職当選3回目7,012票
落選 呉屋尚紀琉球民主党新人4,412票

第十三区宜野湾村、浦添村

無投票有権者数 16,134人

開票結果(結果・氏名)
当選 宮城清吉無所属新人当選1回目

第十四区首里市

投票率 76.78%有権者数 12,862人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 知念朝功無所属現職当選2回目5,543票
落選 護得久朝章無所属元職当選1回4,219票

第十五区真和志市

投票率 62.04%有権者数 14,258人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 平良良松沖縄社会大衆党現職当選2回目4,683票
落選 奥浜清吉琉球民主党新人3,986票

第十六区真和志市

投票率 70.55%有権者数 16,119人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 宮里栄輝沖縄社会大衆党新人当選1回目7,138票
落選 嘉数昇琉球民主党新人4,067票

第十七区那覇市

投票率 59.03%有権者数 14,786人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 親里嘉英琉球民主党新人当選1回目4,841票
落選 山城善光沖縄社会大衆党新人3,548票

第十八区那覇市

投票率 67.69%有権者数 13,595人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 安里積千代沖縄社会大衆党元職当選2回目2,919票
落選 真栄田世勲無所属現職当選1回2,688票
落選 竹野光無所属新人1,922票
落選 国場幸太郎沖縄人民党新人1,535票

第十九区那覇市

投票率 56.23%有権者数 12,143人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 大湾喜三郎沖縄人民党現職当選2回目3,594票
落選 上原仁慶琉球民主党新人3,029票

第二十区粟国村、渡名喜村、座間味村、渡嘉敷村、仲里村、具志川村、南大東村、北大東村

無投票有権者数 13,612人

開票結果(結果・氏名)
当選 安谷屋周良琉球民主党現職当選2回目

第二十一区那覇市、豊見城村、兼城村

投票率 89.07%有権者数 14,862人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 長嶺秋夫琉球民主党現職当選2回目6,398票
落選 又吉一郎沖縄人民党新人4,497票
落選 上原永盛無所属元職当選1回2,223票

第二十二区糸満町、高嶺村、三和村

投票率 79.22%有権者数 14,161人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 新垣義常無所属新人当選1回目4,020票
落選 上原重蔵琉球民主党新人3,423票
落選 金城明沖縄社会大衆党新人1,928票
落選 上原亀一郎沖縄人民党新人1,769票

第二十三区具志頭村、玉城村、知念村、佐敷村

投票率 87.96%有権者数 15,002人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 宮城寛雄琉球民主党新人当選1回目6,524票
落選 西銘順治沖縄社会大衆党現職当選1回6,444票

第二十四区与那原町、東風平村、南風原村、大里村

無投票有権者数 15,356人

開票結果(結果・氏名)
当選 照屋善清琉球民主党現職当選2回目

第二十五区平良市

投票率 87.44%有権者数 16,210人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 下地淳一沖縄社会大衆党新人当選1回目5,850票
落選 砂川恵敷琉球民主党現職当選1回5,577票
落選 下地敏之琉球民主党新人2,588票

第二十六区城辺町、上野村

投票率 87.84%有権者数 12,040人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 下里恵良無所属新人当選1回目5,260票
落選 砂川玄仁琉球民主党現職当選1回5,228票

第二十七区下地町、伊良部村、多良間村

投票率 87.02%有権者数 11,375人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 与儀達敏琉球民主党元職当選2回目5,382票
落選 長浜清英無所属新人4,457票

第二十八区石垣市、与那国町

投票率 91.13%有権者数 13,456人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 大浜国浩琉球民主党現職当選3回目6,867票
落選 富川盛正無所属新人5,325票

第二十九区大浜町、竹富町

投票率 92.26%有権者数 9,839人

開票結果(結果・氏名・得票・得票率)
当選 星克琉球民主党現職当選2回目5,035票
落選 仲本信幸無所属新人3,996票

なぜ行われたか

根拠

立法院議員選挙法(1956年1月31日公布)による選挙。それまでの米国民政府布令第57号に代わり、琉球政府の立法(民立法)として制定され、同じ日に布令第57号は廃止された。選挙区は29、各選挙区から1人を選ぶ小選挙区制。

経緯

立法院議員の選挙を琉球政府の立法で定めて行った最初の総選挙。

その後

第二十五区では、中央選挙委員会が下地淳一の当選を無効として砂川恵敷を当選人とする決定(1956年3月26日)をした後、上訴審で選挙全部が無効とされ、1956年11月11日のやり直しの選挙で真栄城徳松が当選した。第十八区では安里積千代議員の辞職に伴う特別選挙(1957年8月25日)で宮良寛才が当選した。

関連するページ

注記

  • 新旧と当選回数は、このサイトで第1回から第8回の開票結果をたどって数えた値で、資料に書かれた数ではない。氏名が同じ人物を同一人物とみなして数えている。各回の「当選N回目」「当選N回」の表示は、開票時点の当落(表の当選マーク)に合わせている。一方、その回より前の当選回数と現職・元職の判定には、争訟・再選挙・特別選挙で当選人が入れ替わった分を含め、最終の当選人を使っている(例:1954年の第六区で開票時点は落選だった伊芸正新は、その回は当選回数を出さないが、後の選挙では1954年の当選を数える。1952年の第一区で開票時点は当選だった平川国高は、その回は「当選1回目」と出るが、当選が無効となったため後の選挙では数えない)。議員の死亡・失格・辞職による特別選挙・補欠選挙の当選者(1953年7月の第四選挙区は城間盛茂、1955年6月の第十八区は真栄田世勲、1966年8月の第3区は吉田光正など)も、当選として数えている(第四選挙区は4月1日の選挙で当選決定した天願朝行の当選が無効となり、7月18日の選挙で城間盛茂が無投票当選した。第十八区は1954年12月5日の特別選挙で開票時に当選した仲本為美の当選が無効となり、真栄田世勲が当選者となった)。
  • 第十六区の嘉数昇の得票(資料の計の行は4,027)は、市町村の行・有効投票・1969年刊の再録に合う4,067とした。 次の選挙区の投票率は、資料に印刷された値が有権者数と投票者数から計算した値と合わないため、計算した値を載せた:第四区(資料の印刷は80.05)。 資料は投票者数と投票総数(投票箱に入っていた票の数)を別に載せており、数票違う選挙区がある。有効投票と無効投票の和は投票総数に合う。 党派は、琉球政府『選挙結果調』の表に欄が無いため、米国民政府の選挙報告(米国国立公文書館)の候補者別の党派区分で補った。出典のうち一部は資料群や付表の先頭を指しており、候補者ごとの該当ページまで確認したものではない。 年齢は資料に候補者ごとの記載が無いため載せていない。当落は開票時点のもので、その後の争訟や再選挙による入れ替わりは各選挙区の表の下または「注記」に書いた。
  • 第十八区 安里積千代:1957年に辞職し、同年8月25日の特別選挙で宮良寛才が当選した。
  • 第二十五区 下地淳一:中央選挙委員会の決定(1956年3月26日)で当選が無効とされ、その後の上訴審で第二十五区の選挙全部が無効とされた。1956年11月11日のやり直しの選挙で真栄城徳松が当選した。
  • 第二十五区 砂川恵敷:中央選挙委員会の決定(1956年3月26日)で当選人とされたが、その後の上訴審で第二十五区の選挙全部が無効とされた。
  • 党派別の獲得議席:獲得議席は選挙の時点(開票時点)の人数。前回議席は、前の回の議席に、当選無効・再選挙による当選人の入れ替わりを反映した人数で、選挙前の実際の議席数ではない。補欠・特別選挙や辞職・死亡による入れ替わりは含めない。党派の名前が変わった同じ系列の政党は、同じ政党として比べる。
  • 党派別の獲得議席:この表の獲得議席は、選挙の時点(1956年3月11日の開票時点)の人数。第二十五区は、当選とされた下地淳一(沖縄社会大衆党)の当選が無効となり、さらに選挙全部が無効とされて、1956年11月11日のやり直しの選挙で真栄城徳松が当選した。この入れ替わりは、次の回の前回議席に反映している(沖縄社会大衆党は1議席減)。真栄城徳松の党派は資料で確認できないため、その1議席は次の回の前回議席に含めていない。

出典